「心不全」は〇〇で改善できる?

整骨院LiB-PersonalFitnessRoom- パーソナルトレーナーの佐々木です。

先日ニュースで「野村沙知代さん死去」のニュースが流れました。

野球で育ってきた私としては、名将・野村克也さんの妻という事で小学生のころから馴染みのあった方なので驚きが大きかったです。

そこで「運動で改善できる事」という視点から、野村沙知代さんの命を奪った「虚血性心不全」について書きます。

目次

そもそも「虚血性心不全」とは?

虚血(血が流れなくなること)で心臓が働かなくなること(心不全)です。

①まず心臓に血液が行き渡らなくなる。

②心臓の筋肉の細胞は酸素や栄養不足により死んでしまう。

③心臓が動かなくなり、全身に血液が行きわたらなくなる。

④全身の細胞が死んでしまい、死に至る。

というものです。

急性心筋梗塞や狭心症、広義では重篤な不整脈(致死的不整脈)高血圧性心疾患(心肥大)弁膜症などが原因となるようです。

冬に多い「虚血性心不全」

大きな原因の一つに「寒暖差などによる血圧の急激な変化」が挙げられます。

野村さんは朝に発症しています。

朝は交感神経の活動が高まり、急な血圧上昇を引き起こしやすい時間帯です。

これにプラスして冬の寒さ厳しい時期というのも重なり、発症したと考えられるのではないでしょうか?

どうやって防ぐの?

血管の健康を保つ

これが全てです。

具体的に・・・
  • 定期的に血圧測定をする。
  • 塩分はできるだけ少なく。
  • 肥満を防ぐ。
  • 禁煙。
  • ストレスをさける(特に競争心が強い人。努力家ほどなりやすい傾向もあるようです)。
  • 運動を適度に生活の中に取り入れ、睡眠を十分に取る。

すごく普通の事です。

もちろんこれらを完璧にすれば100%病気にならないかと言ったらそんなことはないと思います。

ただ、確率はぐっと下がるでしょう。

【本題】運動で改善できる事

心不全には有酸素運動・低負荷の筋トレが有効とされている

「心臓が悪いのに運動なんてしても大丈夫なの!?」

という疑問も感じるかもしれませんが適切に運動をすることが心不全に治療において非常に重要なことであることがわかってきています。

有酸素運動

心肺機能を強化し酸素摂取能力を高めることができ、日常生活での酸素不足がおきにくくなり、血管の負担が軽減することが期待できます。

低負荷の筋トレ

「筋肉にポンプの役割を果たしてもらおう」という事です。

心不全とは心臓のポンプ機能の低下です。

心臓には全身に血液を循環させるという大事な仕事がありますが、心不全にある心臓はその力が弱いのです。

ただ、弱っても勝手に止まって休むことはできませんから働き続けます。

弱いものが必死に頑張っているのです。

負担がかかりますよね。

そこで、筋肉のポンプを利用して手足からの循環を効率よくし、心臓自体の仕事量を軽減する。
つまり心臓機能のお助けをしてもらう。という事です。

※注意点※

息を止めて行ったり、踏ん張るような高負荷での筋トレは絶対にNGです。

血管に負担がかかり非常に危険です。

ゆっくり呼吸をしながら筋肉を動かす程度の軽い負荷で行いましょう。

まとめ

こうすれば100%防げる!という病気はありませんが、日々の生活で取り組める事は行い、少しでも健康でいたいですよね。

日本の平均寿命は年々伸びていますが、健康寿命との差は先進国の中でもトップクラスです。

「寝たきり大国」です。

自分の為にはもちろん、子供や孫の世代に負担をかけない為にも、自分の健康は自分で守れるように普段の生活から心がけてみてはいかがでしょう?

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