偏頭痛を根本的に改善するための治療方法

偏頭痛を根本的に改善するための治療方法と本当の原因

偏頭痛は根本的に改善できます

日常を過ごしている時に突然やってくる、頭の一部が「ズキンズキン」、「ドクンドクン」と脈打つような痛み。横になったからといって楽になるわけでもなく、とにかくおさまるのを待つしかない…。

波が過ぎればいつも通り元気に過ごせるけれども、いつまたやってくるかわからない偏頭痛。

もしかするとあなたは、数カ月、もしくは何年も偏頭痛に悩まされているかもしれませんね。しかし、実は、偏頭痛は適切な治療ができれば、根本的に改善することができる症状です。

偏頭痛の正しい原因と根本的な治療方法、自分でできるケアの方法など偏頭痛を根本的に改善するために必要なことを順番に説明していきます。

※これまでに経験したことのない頭痛にはご注意ください。突然の強烈な痛みや手足の麻痺、発熱、言葉のもつれなどを伴った頭痛の場合、ただの頭痛ではなく、クモ膜下出血や脳出血などといった脳の病気からきている頭痛の可能性があります。

命に関わることもありますので、もし病院などで検査をされていない場合は、一度、検査を受けることをおすすめします。検査の結果、特に異常がない、偏頭痛と診断をされた方は、以下の内容がお役にたてると思います。

偏頭痛に対する治療法の間違い

もし、あなたが現在の治療を始めてから1か月以上経過していても、少し楽になった程度とか痛みがあまり変わっていない、むしろひどくなっているというのであれば、行なっている治療方法があなたの症状には合っていない可能性が高いです。

LiBでは来院された患者さんから詳細に今まで行なった治療方法を聞きます。それらをまとめると、

①頭痛薬
②マッサージ
③ストレッチ
④低周波治療、電気治療
⑤湿布
⑥鍼

などが挙げられます。私たちはこれらの治療方法を否定している訳ではありません。しかし、実際に上記の治療をしていても改善しない方がLiBには多く来院されますし、もし今の治療方法で結果が出ていないのであれば、方法を変えてみる必要があると考えています。

現在の治療方法で治らない理由

これらは、病院や鍼灸院、接骨院などで指導され、インターネット等でも紹介されている、一般的な偏頭痛の治療方法です。あなたも行ったことがあるかもしれませんね。もし、これらの改善方法が有効であるならば、あなたはこんなに偏頭痛で苦しむことはないはずです。

LiBでは、来院されたすべての患者さんから、これまでの治療歴をお聞きしています。その患者さんの多くは、上記の治療方法をいくつも試したけれど、一向に偏頭痛を改善できなかった方ばかりです。

筋肉を柔らかくするためにマッサージや指圧、病院や接骨院でおこなう電気治療、ストレッチをおこなって改善されていれば問題ありませんが、痛みを我慢しながら行うようなものは一時的に効いている気がしても、強い刺激で筋肉の組織が壊れてしまうこともあります。

すると体は、壊れた組織を回復する際に再び壊されることがないようにと、どんどん組織を強く硬くしてしまいます。ですから、痛みを我慢してマッサージやストレッチを繰り返してきた患者さんほど、筋肉の緊張がより強くなっており、慢性化して改善しづらくなっている傾向にあります。特に痛みのある状態の筋肉に対しての強いマッサージやストレッチはますますオススメできません。

これらのことから、筋肉を柔らかくしようと思ったら、筋肉の組織などを壊さないように、緊張が起きないように働きかけをして、柔軟にしていく必要があるのです。

偏頭痛とはどのような症状?

偏頭痛の症状は、

  • 「ズキンズキン」、「ガンガン」と脈打つような痛み
  • 頭の片側に起こることが多いが、両側のこともある
  • 吐き気や嘔吐を伴うこともある
  • ときどき起こり、いったん起きると数時間〜数日続く
  • 週末など、リラックスしている時に痛くなる
  • 前兆として閃輝暗点(せんきあんてん)が現れることもある

などが挙げられます。ひどい時は、あまりの痛みに動くこともできず、仕事や勉強、家事などが手につかなくなったり、能率が下がり寝込んでしまうこともあります。

偏頭痛が起こる前兆

偏頭痛が起こる前兆として、まず視界の中心部に光のようなものが現れます。太陽を直視した時のようなチカチカした光やギザギザしたガラスのような光、幾何学模様をした光など様々です。これにより視界が見えづらくなります。なお、目を閉じても光は現れます。

この閃輝暗点が5〜30分ほどで収まってから1時間以内に、偏頭痛による激しい痛みが起こることが多いようです。

閃輝暗点を伴うタイプの片頭痛の方は、いくらこれが頭痛の前兆だとわかっていても、これといって為す術もなくただ頭痛が起こるのを待つばかりで、気持ちがどんより憂うつになる方もきっと多いのではないでしょうか。

偏頭痛の原因は?

病院で正しい偏頭痛の原因を教えてもらうこともあれば、特に原因も言われずにお薬を出されて「気になったらまた来てください。」と言われてしまった方も少なくないと思います。ですので、まずは、偏頭痛の原因を理解していきましょう。

偏頭痛のメカニズムは、現代医学でもまだ完全に解明されているわけではないですが、血管が何らかの原因で過度に拡張することで症状が現れるのではないかと言われています。

現在、有力とされているのが、「血管説」と「三叉(さんさ)神経説」です。

血管説

血管説は、何らかの影響で頭の血管が過度に拡張することが原因と考えられています。ストレスなどが引き金となって、セロトニンという血管を収縮させる物質が血管内に異常に増えます。セロトニンが出終わると、今度は、血管は過度に拡張します。結果、腫れや炎症を起こし痛みが出るというものです。

三叉神経説

三叉神経説は、頭部〜顔面部を走る血管の周りを取りまく三叉神経が、ストレスなどの刺激を受けて、血管を拡張させる物質や刺激物質などを放出し、血管の過度な拡張と血管周囲に炎症を引き起こすというものです。

いずれにしても体の機能が正常に働いていない状態であると考えられます。一時的なストレスで偏頭痛になることは誰にでもありうることですが、慢性化しているのであればなおさらです。

このようなことが起きるのには、必ず原因があるはずです。

例えば、筋肉の過度な緊張が、長時間・長期間にわたって続くことで血管が圧迫されたり、血流が滞ってしまうことも要因の1つかもしれません。

また、血管の拡張と収縮をつかさどる自律神経の影響も可能性として考えられますので、原因は「筋肉」や「血管」、「神経」など、どれか1つだけではなく複数の要因が重なって起きている場合があるので、それらを総合的にみた上で治療をしていく必要があると考えています。

また、一度、お薬を飲むと良くなるのに、効き目が切れると痛みが戻ってしまう人もいます。
その理由はなぜでしょう?

薬を飲んでも根本的に改善しない理由

これまでにLiBに来院された偏頭痛患者さんの中には「薬を飲むと治るんですけれども、飲まないと痛みが戻ってしまうんです。」と言われる方も多くいらっしゃいました。

これには理由があります。薬の種類にもよりますが、これは、薬で偏頭痛が治ったわけではなく、薬の作用で神経の働きを鈍らせたために痛みを感じにくくなっただけで、筋肉の柔軟性は変わっていないため、根本的な痛みの解決にはなっていないのです。

ですから、痛くない=治ったというのは間違いです。

では、一体どうしたら根本的な解決ができるのでしょうか?LiB多くの偏頭痛患者さんを見てきた中で、偏頭痛を根本的に解消していくための考え方をご紹介します。

偏頭痛を根本的に改善する為の3つの治療方法

これまでお話してきたことを踏まえて、偏頭痛は正しい原因を理解して、その原因に対して適切な治療をして、再発が起きないような体作りができればきちんと改善します。

LiBでは、偏頭痛に対して具体的には以下のような施術をおこなっていきます。

①頭・首・顔周辺の筋肉の緊張を柔軟にする

上の図を見ていただくと頭部は筋肉に包まれていることがわかります。頭部を包んでいる筋肉が硬くなってしまうと頭蓋骨(頭の骨)を圧迫します。

頭蓋骨には以下の図のように、亀裂のような線がはいっていることがわかります。この亀裂はほんのわずかではありますが、本来は動くはずのものです。

頭の筋肉が硬くなると頭蓋骨が締め付けられます。骨の間の亀裂が狭くなると、そこを伝って通る血管が圧迫され血流が滞りがちになります。血が多すぎず少なすぎず、一定の量で流れることが本来の望ましい状態ですが、それが周りの筋肉の硬さで邪魔されてしまっている可能性があります。慢性化した偏頭痛をお持ちの方は、これらの部分が常日頃から硬いまま定着してしまっていることも考えられます。

また、目の奥がギューと締め付けられるような感覚がある方は、顔の筋肉が非常に硬くなってしまっているのかもしれません。ですから、柔らかくするのは頭部の筋肉だけに限らず、顔の筋肉も重要なポイントの1つです。

もう1つ、無視できない重要な部分が、首です。首には血管の拡張・収縮をコントロールしてくれている自律神経が通っているので、首の筋肉の緊張状態を解いて、自律神経の働きを整えたり神経や血液・リンパの流れを良くするなど体を本来の状態に戻していくことで偏頭痛の根本的な解決につながるとLiBでは考えています。

②肩、背中、腰、下半身など、体全体のつながりの筋肉も柔らかくする

さらにいうと、上半身だけでなく下半身にわたって、全身の筋肉を柔らかくして必要があります。

理由は以下の図を見ると分かります。

青色の部分は「筋膜」という、筋肉を包んでいる膜のつながりを示しているものです。この筋膜は全身タイツのように頭〜足の裏まで1枚でつながっています。

全身の筋肉のうち、約3分の2は下半身にあると言われています。下半身の筋肉が硬くなってしまうと、筋膜をつうじて上半身にまでその影響がいき、最終的に頭部の筋肉や筋膜を強く引っ張り、締め付けられることで頭痛を起こしやすくしてしまうのです。

集中して何かをしている時、人は全身緊張しているものです。

人は体のどこか一部だけを緊張させ、他の部分では器用に力を抜けるようにはできていません。一部に力を入れれば、必然的に身体中がこわばります。

腰や太もも、ふくらはぎ、足の裏など、一見、頭痛とは関係のなさそうに思える筋肉の硬さも、偏頭痛を引き起こしている可能性がありますので、その方ごとに原因と思われる範囲にまで施術の範囲を広げ、身体を柔軟にする働きかけをしていきます。

このように体全体の筋肉の緊張を改善していくことが、根本的な偏頭痛の改善につながるのです。

③再発防止の方法やご自身でできるセルフケアを伝えます

偏頭痛の痛みが軽減されてきたら、ご自身でできるセルフケアもお伝えしていきます。ご自身でもセルフケアを行いながら、施術を受けることでより回復しやすくなります。

また必要に応じて、姿勢や体の使い方なども具体的にアドバイスしていきます。体の柔軟性が取り戻されると今まで使われていなかった筋肉がうまく使えるようになって、その人に合った本来の体の動きに戻っていくため、体にとって何をしたら良いのか悪いのかが自分自身でも判断できるようになります。感覚がどんどん鋭くなって行くことで再発防止になります。

頭痛薬を持ち歩かなくても良い生活にするために

あなたにもこのような経験があるのではないでしょうか?

  • せっかくの友達との約束を突然の頭痛でキャンセルしてしまった。
  • 前々から計画していた家族旅行があまりの頭痛のせいで台無しになった。
  • 目の奥が締め付けられるような痛みで、大切な会議に集中できなかった。

偏頭痛は外から見て、外傷があるわけではないので、周りの人からの理解が得られにくいこともストレスになっていたかもしれません。

偏頭痛はできることなら、早期に改善したいものです。時間が過ぎればすぎるほど改善しにくくなってしまうのも事実です。

まだまだ、不安もあると思いますが、大丈夫です。一緒に良くしていきましょう。まずは、1人で悩んでいないで私たちに相談してください。

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