「冷やご飯は太らない?」その方法とダイエット効果を説明!

整骨院LiB-PersonalFitnessRoom- トレーナーの佐々木です!

東京は大寒波!

といっている時に、全く気候に合わない記事を書きますよ!

ちょっと前にTVでも話題になった

「冷やごはんダイエット!!!」

(いや、こんな寒い季節にやりたくないですよね・・・。笑)

でも!知識がつくのは早い方が良い!!!

と言い聞かせて、書きますよ!!!

最後まで読めばあなたもダイエットマスター!!!

冷ご飯が太りにくい秘密

ごはんの主成分はでんぷんです。
そのでんぷんが冷めることで

「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」

というものに変わります。
※とてもかっこいい響きなので、以下「レジスタントスターチ」と呼びます

このレジスタントスターチが、食物繊維と同じような働きをするのです!

食物繊維は食べ物の消化・吸収を緩やかにし、腹持ちをよくする効果があります。
しかも一般的に、食物繊維はミネラルの吸収を妨げるとも言われていたりするのですが
この「レジスタントスターチ」は、ミネラルの吸収も妨げないという素晴らしいものなのです。

なので、ダイエット中にありがちなミネラル不足によるイライラや
貧血の危険性も低くなり、結果的に“健康的なダイエット”に繋がるのです。

目次

冷やご飯で痩せる理由!

①「レジスタントスターチ」が腸に効果的

「レジスタントスターチ」は腸内環境を整える効果があります。
加熱されたでんぷん(アツアツのごはん)は、小腸に届くまでに消化・吸収されてしまうのですが、
消化されにくい構造に変化したでんぷんは、大腸まで運ばれると言われます。
すると腸の消化・吸収機能が高まり、お腹の調子にも効果的というわけです。

②糖質や脂肪の吸収を阻害する働き

「レジスタントスターチ」は食物繊維と同じように糖質や脂肪の、腸からの吸収を抑えます。
本来、食物繊維はミネラルの吸収を妨げると言われますが、
「レジスタントスターチ」にはミネラルの吸収を助ける働きがあるのです。

食物繊維のように糖質や脂肪の吸収を抑えながら、ミネラルはきちんと吸収してくれる。
余談ですが、他にも
・インスリンが出にくくなり、血液中の糖が体脂肪になりにくい
・急激に血糖値が上がらないので、腹持ちも良い
血液がサラサラになる
・余分なコレステロールや脂肪を排出

といった効果があります。

③食べてるだけでカロリー消費量がアップ!

冷やご飯は温かいごはんに比べて硬いため、
自然に噛む回数が増えてカロリー消費量がアップします。
「食事誘導性熱代謝」(DIT)が高まり脂肪燃焼にも効果があります。
※ご飯を食べると体がポカポカ温かくなるのがDIT反応。これが高まると、内臓の働きが活発になり脂肪燃焼ができます。

毎日のご飯を食べながら脂肪燃焼出来るのはすごいですよね!

また、気になる冷ご飯のカロリーですが、

主食の約20%がレジスタントスターチに変化する!

という研究が結果がありました。

そのことからすると、冷ご飯と温かいご飯のカロリーを比較すると

◆通常の白米の場合→茶碗1杯分150g 252kcal
◆冷ご飯の場合→茶碗1杯分150g 227kcal

という事になりますね。

④ムダ食いがなくなる!

冷たいご飯=硬いご飯。
冷やご飯は温かいご飯に比べて硬く感じるため、自然に噛む回数が増えます。
ということは、よく噛んで食べることで脳の中枢神経が刺激され、満腹感が得られます。
お菓子などのムダ食いが無くなるので、 自然にダイエットでき、無理なく痩せられます。
しかも、「よく噛んで食べる」って
唾液の分泌が活発化することで虫歯予防にもいいなんて言ったりもします。

お手軽!冷やご飯ダイエットのやり方は?

冷やご飯ダイエットの炊飯ポイント

①水を少なめにして硬めごはんに炊き上げる
②玄米や雑穀米を入れてもOK

冷ご飯の食べ方

冷やご飯の食べ方としては

1日1回、1膳分の冷やご飯をよく噛んで食べる

ということでOKです。

手で触れて熱を感じないくらいの温度なら大丈夫。
食べるときは1口で30回を目安によく噛む、ということを行ってくださいね。

冷えたご飯に慣れていない方は?

温かい汁物と一緒に食べてもOKです!
ダイエット効果は変わらないようなので、初級編としては良いかもしれません!

今の季節は鍋でポカポカ暖かく!代謝をあげる!

ご飯は冷やしたまま!

という感じですね!

(・・・あー、でも白菜もキャベツも値段が高いから鍋もそんなに頻繁にできないなー。)

↓ミルフィーユ鍋はインスタ映えします

冷やごはんダイエットで注意すること

①温めなおさない

レジスタントスターチは温めると効力が失われます。
冷やご飯ダイエットとしてご飯を食べる際には、温めないでください。

②急激に冷まさない

急激に冷ますと、レジスタントスターチになりにくいという報告も・・
自然に温かいごはんを冷ますということで十分です。

③食べ過ぎない

当然ですね。笑
いくらダイエット効果が期待できるからといって、おかわりを何度もしたり
夜中に食べてしまうのは、ダイエットとして単純に考えてNGです。
この冷やごはんダイエットは、炭水化物を無理して抜くことなく行うことができるようにご紹介しているものです。
また、いくら効果が欲しくても冷たいものばかり食べていると、体を冷やす原因に繋がることもあるので、やはり食べ過ぎには注意が必要です。

まとめ

・ご飯が冷えると食物繊維と同じような働きをする「レジスタントスターチ」という成分ができる
・腸をキレイにし、脂肪、糖質の吸収を抑えてくれる
・「レジスタントスターチ」は、ミネラルの吸収を妨げない
・噛むことでカロリー消費量がアップし、ムダ食いを防げる

ダイエット系のお話になると
いつも「お米(ごはん)」が悪者にされます。
ダイエットで炭水化物のごはんを抜くのは常識だと思っていませんか?

ご飯を冷やすだけで食べても良いという方法であれば、
ダイエット中にはうれしく、そして満腹感もあるので、空腹によるストレスがなくなります。

ダイエットだけを考えれば「ご飯が冷めたから」と
レンジでチンするということは、実はすごくもったいないことなんです。
レジスタントスターチが腸内をお掃除してくれるんですよ!

・・・でも私は温かいご飯が食べたいです!!!

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