日頃当たり前にしている”呼吸”のお話

一時期【鬼滅の刃】が流行り、”〇〇の呼吸”というワードが巷でも聞くことが多い時期もありましたね。

季節の変わり目で、なんとなーくスッキリしないなぁという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方の多くは“呼吸が浅い”というサインが出ていることが多いです!

普段は恐らく考えることなく何気なくしている呼吸ですが、実はとても大事なんです。

目次

そもそも呼吸とは?

呼吸って何回くらいしてるの?

成人の場合、1分間に12~18回が規則正しい呼吸数と言われています。
1日に換算すると約2万回以上になります。

それだけたくさんの呼吸を1日に無意識のうちにしているんです!!Σ(・□・;)

呼吸の役割は?

食べ物などから得た栄養を酸素を使って燃やすことでエネルギーを取り出しています。燃やすことで二酸化炭素が発生します。
つまり呼吸をすることで、エネルギーを取り出すための酸素を取り入れて、燃えカスの二酸化炭素を体外に出すために吐き出しています。

また、全身の隅々に酸素を送って、臓器や細胞の活動の維持をする働きがあります。

呼吸が浅いとどうなる?

呼吸が浅くなると、単純に体内の酸素の量が足りなくなります。
それでも活動していく中では酸素は絶対的に必要なものです。

そのために、呼吸が浅くて取り込める酸素の量が少なくなると、取り込もうと呼吸を意識的に一生懸命しようとします。
運動している時以外で日常生活で呼吸を一生懸命することってほとんどないですよね。

特に体内で一番酸素を使う脳への酸素が足りなくなると、自律神経も乱れやすくなります。
また、各臓器に酸素が行きわたらないと臓器の働きも低下し、代謝が落ちたりむくみやすくなったりもしてしまいます。

その結果、
・睡眠の質の低下
・疲労が抜けない
・身体が冷える
・集中力の低下

などの症状が出やすくなります。

特に
睡眠の質の低下が起こると身体の疲労がとれなくてより身体の緊張は進んでしまいます。
そしてまた呼吸がしづらくなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

呼吸が浅くなる原因は?

毎度のことながら、必ずしも原因は一つではありません。
でも、少しずつ可能性をなくしていくことで身体は確実に変わっていきます!!

①姿勢の悪さ

スマホやパソコンの多用で姿勢が悪くなり、猫背になっている人が多いです。
猫背になると下のイラストのように、肺も圧迫されて取り込める空気の量が圧倒的に少なくなってしまいます。

背中を丸めたまま深呼吸をしてみてください。
なかなかきつくないですか??
寝ている時は深呼吸くらい深い呼吸を繰り返すのが理想です。
寝ている時にそんなに頑張っていたら、ゆっくり休めないですよね。。。

②疲れやストレス

呼吸において、理想の形としては吸うことよりも吐くことがメインになります。
以前何かのテレビで”滝行”の番組をやっていたのですが、滝行においても打たれる前の注意点として【吐くことをとにかく意識してください】と口酸っぱく言っていました!
それだけ吐くことが大事なんですね。

話が逸れました(笑)

疲れやストレスが溜まっていたり、自律神経が乱れてくると交感神経が優位な状態になり、吸うことがメインの呼吸になってしまいます。
逆にリラックスできている状態だと副交感神経が優位になって、吐くことがメインの呼吸になるんです!

なので、疲れやストレスを溜めないことが理想の呼吸に近づく一歩です👣

とは言っても…

深い呼吸が大事で、そのために姿勢を良くしたり、疲れやストレスを溜めない方が良いことは多少伝わったかと思いますが。。。

とは言え、何をどうしたら良いのか。。。

姿勢を良くするには、コンディショニングで姿勢改善をして、それを維持するためにトレーニングをするのがオススメです✨
リラックスしたい時や、自律神経の乱れを整えるには鍼治療をオススメしています!(^^)

近いうちに、セルフケアのブログもあげていきますね!

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