8月末からBESJマットピラティスの資格取得のため養成コースに通っていました!
約3ヶ月間に渡りピラティス漬けの日々を過ごし基礎をしっかり叩き込んでもらいました。
- ピラティスってそもそもどんなものか知りたい
- 姿勢改善をしたい
- カラダの不調を改善したい
- 美脚・美尻に興味がある
- くびれを作りたい
- 生理痛の不調をよりよくしたい
- ウェイトトレーニングの質を向上させたい
そう思う方にぜひピラティスをお勧めしたいです!
ピラティスとはどう言うものなのか、吉田のトレーナー目線で資格取得の報告と共に熱く語らせていただきます!
ぜひ最後までお付き合いください^ ^
私がピラティスの資格を取ろうと思った理由
私自身セルフケアやピラティスを通じてカラダの変化を感じたのが大きな理由です。
自宅近くの個人スタジオに通い「セルフケア」や「ピラティス」を学びました。
姿勢やボディラインの変化、ランニングのパフォーマンスの変化を感じました。
【自分のカラダをコントロール(操縦)できるようになろう】
競技をやっていなくてもあって損はない能力ですし、あった方がより快適です。
自分が体感した「良い」ことを関わる人に伝えるべくはベーシックを学びたい!
そう思って私のセルフケアの師匠がオススメするスタジオの養成コースを申し込みました★
そもそもピラティスとは一体何??
みなさんは「ピラティス」と聞いて何をイメージしますか?
「ヨガと何が違うの?」「マシンピラティスなら聞いたことある!」
など様々な声が聞こえてきそうです。
テキストから引用すると…
過度な負荷をかけるのではなく自身の体重を利用し「カラダの芯(軸)」を整えていくメソッド。
https://www.body-element.org/pilates/ より引用
筋肉の「バネ作用」で体を動かすことで関節や筋肉に余分な負担をかけることなく、カラダの中枢にある小さな筋から表面にある大きな筋までバランスを整えながら全体的に鍛えていくことができる。
正しくカラダを使う技術を覚えることで姿勢や歪みの改善をし「しなやかで柔軟かつ強くバランスの取れたカラダ」へ近づけます。
要するに
器具を使わずともカラダの中心となる『体幹』を鍛え自身のカラダをコントロールできるよう導きます。カラダを正しく使いコントロールできることで姿勢や不調、ボディラインの改善に効果を発揮することができます。
ポイントは「正しく使いコントロールする」と言うこと。
本来動いてほしい関節の動きが悪く、安定していてほしい関節が不安定なことはとてもよくあることです。
それが故に姿勢やボディライン(くびれやお尻など)が崩れたり、痛みとして不調が現れたりします。
Joint by Joint Theory
画像で示す赤は「stability(安定性が求められる関節)」。
青は「Mobility(可動性が求められる関節)」です。
スマホやデスクワークによる姿勢不良でこの上の画像の赤と青が逆転してしまっている方がほとんどです。
また運動不足による体幹の弱化でも全てのバランスを崩すことにつながります。
中枢(いわゆる体幹→画像でいう腰椎・仙骨・骨盤)の安定性の向上が可動性の向上に繋がります。
ピラティスを通じて得られたもの
実際にピラティスを学び私が得たものをお伝えします。
ここでお伝えするのは技術的な部分のことではなく「ピラティスを通じて得たもの」です。
自分に集中(矢印を自分に向ける時間)
ピラティスは常に「自分のカラダと向き合う」ことをします。
と言うのもかなり自分のカラダに「集中」していないとコントロールできないからです。
(苦手な場所は集中してもコントロールできないことはザラにあります。)
これはピラティスに限ったことではないかも知れませんが、私が養成講座を受けている期間一番感じたことでした。
感覚の成長
読みながら行って欲しいのですが、ご自身の肩甲骨を「寄せずに」胸を張ることはできますか?
私がセッションを見させていただいているお客様は「あぁあの動きね」とできる方もいらっしゃるかもしれません。
が、かなり難しい動きです。(専門的に言うと「肩甲骨の後傾」と言う動きです)
「人間のできる動きじゃない!」そう言われたこともあります・笑
この難しい動きも本来はできるはずの動きなんです。
やらなくなる動きはできなくなります。これが感覚の退化です。
その感覚を成長させるのがピラティスのムーブメントをフォームにこだわりながら行うこと。
先生にみっちり見てもらいながらこの3ヶ月でも私は「感覚の成長」を感じました。
呼吸の改善
現代は「過呼吸」の人が多いと言われています。
過呼吸というのは「息を吸いすぎている」ということ。(呼吸数が多いとも言います。)
呼気(吐く)と吸気(吸う)のバランスが2:1が理想的なのに対し1:1になっていることが多いそうです。
ピラティスのムーブメント(動き)は呼吸と動きを連動させ無駄な力が入らないように行います。
「吐く」呼吸を意識し腹部のインナーのスイッチをOnにすることができます。
自然と吐く方を意識することができるので呼吸の改善がされます。
息は吐けて初めてしっかり吸うことができます。
だから呼気を意識するのです。
呼吸が改善されると以下のようなメリットが生まれます。
- 免疫力の向上(加湿&加温、フィルターの役割)
- 内臓・神経・脳などの全身の活性
- 自律神経のバランスを整える(リラックス効果)
- 集中力アップ
- コアの安定と強化
ピラティスの創設者ジョセフ・ピラティスさんも「肺から息を絞り出せ!(squeeze!!!)」と言っていたそうです。
「しっかり吸うことができる」と抽象的にお伝えしましたが、私はピラティスをやり始めてから背中にも呼吸が入るのを感じるようになりました。
肩甲骨の間・腰回りなどです。(専門的に後部縦隔と言います。)
背面が広がると前面(腹部)は引き締まります。
いわゆる「肋骨パッカーン」の方はこの背面の呼吸が苦手な方が多いです。
タイプ別吉田的オススメの理由
姿勢を改善したい
ピラティスは姿勢改善に必要不可欠な「脊柱のコントロール」が多く含まれます。
「重力に負けないカラダ」を作るには脊柱を伸ばすイメージが大切です。
専門用語では「エロンゲーション(軸伸張)」と言います。
ピラティスで入力した「正しい使い方」を日々に落とし込むことで姿勢の改善も可能です。
自分のカラダを使ったムーブメントをするからこそ日々に落とし込みやすいのがオススメポイントです。
美脚・美尻を作りたい
何を持って美脚・美尻なのかはそれぞれかと思いますが、ピラティスでは関節の中心化「ジョイントセントレーション」を行っていきます。
要するに本来いて欲しい位置に関節を留まらせるという事です。
その為には関節の「インナーマッスル」の働きが重要になります。
インナーマッスルに働きかけることが多いピラティスは美脚美尻作りの土台にかなり重要でオススメです。
カラダの不調を改善したい
同じ姿勢でいる時間が長い現代人。
カラダの硬さや動きの悪さゆえの不調を訴える方が多くいらっしゃいます。
元々リハビリから始まったピラティスは痛みがある方でも導入しやすい内容もあります。
これは持論ですが「骨折していない限り動いた方がいい。骨折していてもそれ以外の部位は動かしていた方がいい」
そう考えています。
なぜならば「不動(動かずにいること/同じ姿勢で長い時間いること)」が人間の動きを悪くするからです。
くびれを作りたい
ピラティスにはコア強化のムーブメントがたくさんあります。
もちろん「くびれ」となると強化のみならずですが、くびれに必要な呼吸・インナーの活性化などが含まれます。
「システムフレクション(機能的屈曲)」をすることでコアのトレーニングで首を痛めることもなくなるので
ご自身での腹筋運動で首が痛くなってしまう方にもオススメです。
またくびれ作りには背中のワークも重要となります。
生理痛の不調をよりよくしたい
生理痛の原因も様々ですが「内臓の冷え」も主な原因と考えられます。
仰向けになり脚を動かすことの多いピラティスは下肢の血液を骨盤の方へ巡らせることができます。
運動のきっかけにピラティスを初めてみるのをオススメします。
ウェイトトレーニングの質を高めたい
これは私が一番感じている部分です。
ピラティスにはウェイトトレーニングに必要なボディコントロールの基盤を作ることができます。
股関節でしゃがみたい・背中のトレーニングが分かるようになりたい・ベンチで胸に効かせたいなどなど。
自重でコントロールできない動きはウェイトを持つとより難しくなることもあります。
トレーニングの質向上のため導入している方もいらっしゃいます。
最後に
私が取った資格のマットピラティスは「ベーシックにしてアドバンス」だと学び改めて思いました。
だからマシンピラティスがあるんだなと理解できました。
マシンピラティスは自分の苦手な感覚をマシンがガイドしてくれます。
ですが「あと1mm」「あと1歩」「もう一息」のアドバイスができるのはパーソナルのいいところです。
人間は1回の動きで100%に近い力を出せない生き物だそうです。
より100%に近づけるために我々トレーナーがいます。
ウェイトだったら補助をして、ピラティスだったらあと1mmのガイドをして。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
引き続きセルフケア×ピラティス×ウェイトトレーニングでお客様の健やかな人生のサポートをしていきます!
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