産後のママさんたちのお身体の悩みで多くのお声を聞く“肩こり”。
肩こりが辛いと頭痛にも繋がりやすいですし、肩こりがひどくなると母乳の出にも多少なりとも影響が出てしまいます。
そこで！原因や肩こりの解消方法を現役の柔道整復師が解説していきます！
産後の肩こりの原因
骨盤のゆがみ
妊娠中〜出産までの間に骨盤が前傾し、反り腰気味になってしまいます。
反り腰になった腰椎のバランスをとるために、胸椎や頚椎も歪んできてしまいます。
それによって、周りの筋肉も影響を受けて緊張してしまいます。
授乳時の姿勢
授乳時にはどうしても首を曲げて胸を閉じて前かがみになる姿勢をとります。
その姿勢を1日に何度もすることで、猫背になりやすくなってしまいます。
筋力低下
産後の女性は想像以上に筋力が低下しています。
姿勢を支えるのが大変ということもありますが、筋力が落ちているということは同時に代謝の低下も意味します。
そうすると、血流が悪くなり疲労物質が溜まりやすくなってしまいます。
その結果、肩こりの症状が出やすくなります。
産後の肩こり解消法
ホットタオル
肩こりは血流の悪さから起きることがほとんどです。
なので、ホットタオルやあずきのちからなどを使って、肩周りを温めてあげると血流が改善し、肩こりが緩和しやすくなります。
タオルを濡らして電子レンジでチンするだけでホットタオルは作れるので是非やってみてください！
セルフケア
凝っているな、と感じるところを反対の手で押さえながら肩を大きく回します。
前まわし、後ろまわしの両方を10～20回ずつゆっくり大きく回してあげましょう。
押していた部分の血流が良くなるので、肩こりが解消しやすいです！
ストレッチ
産後の肩こりは姿勢が前かがみになり、猫背になることで起こりやすいです。
なので、後ろで手を組んで肩甲骨を斜め下におろしながら、胸を開いてあげましょう。
この姿勢をとったままゆーっくり深呼吸をすることで、より胸が開きます！
※この時に肩がすくまないように気を付けましょう。
正しい授乳姿勢
正しい授乳姿勢は1人1人の体格や筋力などによっても変わってきます。
赤ちゃんもお母さんも楽な姿勢で授乳してあげるようにしましょう。
・猫背になっていないか
・赤ちゃんに覆いかぶさるように前屈みになっていないか
・クッション等を使って適切な高さに調整できているか
・肩周りを覆うものがなく冷えていないか
などを気を付けながら授乳してあげてくださいね(^^)
産後のお悩みに効果的！当院の産後ケア
肩こりが長く続くと、頭痛や吐き気などを引き起こしてしまうこともあります。
たかが肩こりと思わずに早めに対処しましょう！
当院では【鍼灸×コンディショニング×パーソナルトレーニング】の観点から、肩こりにアプローチしていきます！
鍼灸やコンディショニングでお身体を整えて、トレーニングでそれを維持する筋力をつけていきましょう！
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