骨粗しょう症予防と改善:60代以上でも効果的な運動と食事法

整骨院LiB-PersonalFitnessRoom- トレーナーの佐々木です。

よく会員様から

『LiBのお客さんは何歳くらいの方が多いのですか?』

と聞かれることがあります。

企業秘密なのであまり細かいことは言えないのですが・・・(笑)

60代~80代の会員様も多く

最高齢は84歳の男性

の会員様でらっしゃいます。

そんなLiBの60代以上の会員様との何気ない会話でよくお聞きするのが

『知人が歩道で転倒して骨折した』

というもの。

単純にバランス能力の低下や筋力の低下も考えられますが、20代~30代の方々の感覚からすると

『歩いていて転倒して骨折?』と思う方も少なくないかと思います。

でも本当に

『階段を普通に下りていただけで骨が折れてしまった』

『寝返りをうっただけで骨折してしまった』

という事すらあるのです。

実はこれ

『骨粗しょう症』の可能性があります。

という事で、今回は

『骨粗しょう症』について

書いてみます🔥

目次

1.骨粗しょう症とは?

骨粗しょう症とは、骨が弱くなり骨折しやすくなる病気です。

骨の量が減少したり、骨の質が劣化したりして骨が弱くなり、骨折しやすくなっている状態です。

健康な骨は、たくさんの棒状の骨(骨梁(こつりょう))が縦横に連結し、強度を保っています。

骨粗しょう症になるとこれらの棒状の骨が細くなったり切れたり、弱くなったりして、スカスカの状態になり、折れやすくなるのです。

↑この写真を見ると、階段を降りる衝撃や寝返りをうつだけで折れてしまうのも納得ですね・・・。

2.主な原因

骨の新陳代謝のバランスが崩れるのが大きな原因です。

古くなり劣化した骨は、メンテナンスされて新しい骨へと生まれ変わっていきます。 これが骨の新陳代謝です。

新陳代謝が崩れると、新しい骨へ生まれ変わる働きが弱まり、骨の量が減っていきます。

閉経後の女性ホルモンの変化

骨粗しょう症は特に女性に多い病気で、患者さんの80%以上が女性といわれています。

女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、骨の新陳代謝に際して骨吸収をゆるやかにして骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きがあります。

そのため、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下しますと、急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなります。

運動不足

家にこもりがちで運動量が少ない人も、注意が必要です。骨は負荷がかかるほど、骨をつくる細胞が活発になりますので、外出する機会が少なかったり体を動かす習慣がない人は骨が衰えやすいのです。

喫煙・飲酒

タバコは胃腸の働きを抑え、食欲をなくし、カルシウムの吸収を妨げます。

女性では骨から血液中へのカルシウムの流出を防ぐ女性ホルモンの分泌を妨げます。そのため喫煙の習慣のある女性は、骨粗鬆症になりやすい危険因子を1つ持っていることになります。

お酒には利尿作用があるため、いったん吸収されて体内に入ったカルシウムが、必要な分まで排泄されてしまうこともあります。

病気や薬

原因となる代表的な病気としては、副甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患、関節リウマチのほか、糖尿病をはじめとする生活習慣病で頻度が高いとされています。

これらの病気では、骨代謝に影響を及ぼすホルモンが不足したり、骨形成に必要な細胞などに異常が起こったりして骨密度が減るものもありますが、骨の中に骨質を劣化させる物質が増えて骨がもろくなってしまうものもあります。

また、薬の副作用による骨粗しょう症では、代表的なものにはステロイド薬の長期服用があります。

3.改善策(食事編)

「骨にはカルシウム!」と思いますよね。

もちろん大正解ですが、たんぱく質・ビタミンD・ビタミンKなど、骨を作るさまざま栄養素を、日々の食事でどれだけたっぷりとるかも重要です。

カルシウム

不足しがちなカルシウムは、毎日積極的にとリましょう。

骨を健康で丈夫に保つには700~800mg必要と言われています。

タンパク質

コラーゲンは骨の重要成分!たんぱく質が原料です!

ビタミンD

ビタミンDは、腸でのカルシウム吸収を促進します。

※成人目安量5.5μg

ビタミンK

ビタミンKは、骨にカルシウムを取り込み強くします。

※成人目安量1日150μg


私はもう3年くらいこれを飲み続けています!

4.改善策(運動編)

有酸素運動

ジョギングやエアロビクスなど、骨にかかる負荷が大きいほど効果があるとされています。

ただし、高齢の方や低骨密度の方では、無理をするとかえって腰や膝を傷めることがあるので独自方では行わないよう注意が必要です。

筋トレ

『えっ、逆に骨に負担がかかりそう!』と思いますが、まさにその適度に『負荷をかける』のが大事なのです。

上記にもあるように、「骨にかかる負荷が大きいほど効果がある」のです。

筋トレのような重力のかかる運動は、骨に縦方向の刺激を加えられるので非常に効果が高いのです。

また、自分の体重を用いる筋トレには、『手軽に行える』『負荷の大きさを調節しやすい』というメリットがあります。

例えばスクワットなら、しゃがみ込む深さを調節する、机などに手をついて行う、何かを持って行うなどの工夫で負荷を調整できます(^^♪


いくつになっても「転ばない」5つの習慣

まとめ

骨粗しょう症の方の中には、骨を傷めることへの恐れから、運動に対して消極的になってしまう人も多くいらっしゃいます。

しかし、近年では手術後などの一時的な安静を除いて、長期の安静はかえって骨を衰えさせてしまうという事が明らかになっています。

パーソナルトレーナーのプロの指導のもと継続的な運動をすることが勧められています。

重要なことは、ウォーキングや筋トレは、

年齢を重ねてから始めても効果がある

ということです。

運動を始めるのが遅すぎるということはありません。

若い頃から運動を続けていればより効果的ですが、中年期以降にやめてしまう人が多くみられます。

運動には全年代において骨を強くし骨粗しょう症を予防する効果があります。

但し!

正しいやり方で行わないと、意味が無いどころか、悪化させてしまう可能性もあります。

お医者さんに「運動しなさい」と言われても

・何から始めたら良いのか分からない方

・運動したいけどやり方が分からない方

・食事管理に自信がない方

是非一度LiBにお越しください。

まずはお気軽にご相談ください!

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