整骨院LiB-PersonalFitnessRoom- トレーナーの佐々木です。
今回はちょっと怖いけど大切なお話を。
皆さん
トランス脂肪酸
というものを聞いたことがありますでしょうか?
パン、ケーキ、ドーナツ、クッキー、スナック菓子、生クリーム、フライドポテト、ナゲット、ビスケット・・・
全部おいしくて好きな方も多いと思います。
そんな方に絶対知ってほしい!
『トランス脂肪酸』について
書きます🔥
-目次-
1.トランス脂肪酸とは?
2.トランス脂肪酸の弊害
3.含まれている食品
まとめ
1.トランス脂肪酸とは?
トランス脂肪酸とは、構造中にトランス型の二重結合を持つ不飽和脂肪酸です。
・・・「いやなんのこっちゃ!」
というツッコミがありそうなのですごく簡単に言うと
「人工的に」作った油
です。
主に、マーガリン、ショートニング、サラダ油、揚げ物用油として使われています。
なんで人工的に油を作るの?
商業的なお話ですが、自然な油は「酸化による劣化が起こりやすい」という面で扱いにくいのです。
そこを人工的に「劣化がしにくい油」であるトランス脂肪酸を作るのです。
トランス脂肪酸は非常に腐りにくく、熱にも強く、分解されにくいのです。
劣化しにくいという事は?
揚げ物油や工業生産される菓子類に非常に使いやすい油だということです。
分かりやすく言うと
「コストが安く長持ちするので、販売する側が経済的に潤いやすい」
という事です。
2.トランス脂肪酸の弊害
凄く怖いことを言います。
トランス脂肪酸は
ゴキ●リも食べないと言われています。
・・・怖いですね。
そんなトランス脂肪酸は、体に色々な害を及ぼします。
「肥満」「免疫力の低下」「動脈硬化」「悪玉コレステロールの増加」
引いては「心臓疾患」「ガン」「不妊」「アレルギー」等を引き起こすと言われ、
多くの研究機関が世界中に警告しています。
現代病である「アトピー」や「花粉症」の原因では・・・とも言われているのです。
欧米では?
欧米では、すでに訴訟騒ぎとなっており、
マク●ナルドやケン●ッキーなどが「トランス脂肪酸」の使用をめぐって訴えられています。
また、アメリカでは2016年からトランス脂肪酸の食品への添加を原則認めない。としています。
アメリカ肥満社会の生みの親と言われているくらいですから当然でしょう。
日本では?
しかし!
日本では「トランス脂肪酸」の規制が全くありません。
総脂肪量、飽和脂肪酸、コレステロール量の表示さえ義務化されてません。
理由は簡単で大企業の利益を損ね、日本の経済に影響するからでしょう。
自分の身は自分で守りましょう。
3.含まれている食品
トランス脂肪酸を含む食品TOP10
表を見ると分かる通り
「安くて美味しいもの」
が多いですよね。
上記でも書いた通り、トランス脂肪酸を使用することで、商業的に安く大量生産が可能になる為このような構図になるのです。
安いものが悪い!というわけではありません。
自分の為、家族の為にも、知っているかどうかが大切なのです。
まとめ
全てのトランス脂肪酸を避けることは不可能です。
たまには甘いものも食べたいです。
お弁当作るのに冷凍食品は欠かせません。
マク●ナルドに行ったらポテトが食べたい気持ちも分かります。
しかし、トランス脂肪酸のことを知っているか知らないかで、日頃の食生活が変わると思います。
まずは「知る」というところから始めましょう!
また話は変わりますが、最近は喫煙についての議論が多くされていますね。
受動喫煙などの問題は大きな問題ですが、それを除けば日常的にトランス脂肪酸を大量に摂取している人が「たばこは体に悪い」というのはおかしな話です。
それくらい害が大きいです。
もちろん私は非喫煙者で、今後も一生吸う事はないですし、吸う吸わないは個人の自由です。
トランス脂肪酸にどれだけ気を遣うかも個人の自由です。
だからこそ「情報を知る」所から始めて、自分の健康は自分で作りましょう!!!
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